ごあいさつ
- 私たちは協同組合を源流とする社会福祉法人です。協同組合の基本理念は『一人は皆のために、皆は一人のために』です。具体的には、三つの協同(利用者・家族との協同、地域との協同、働く者の協同)になります。お互いに助け合い・支え合い・分かち合うこと、思いやり・配慮を大切にすることを心がけています。
日常ケアの基本は、『よく食べ・よく話し・よく動く』ことです。一人ひとりの利用者の体と心に寄り添い、各人ごとに元気づけるケアに注力しています。
仕事の仕方は、『協同労働』という働き方をめざしています。雇う雇われるという縦の関係(意識)ではなく、一人ひとりの想い・意見を尊重し、話し合いで決めたことは皆で実行します。
地域との関係は、社会連帯・地域包括ケアの理念に基づき、多職種・他事業所・自治会等との連携を深め、住みやすく持続可能な地域づくりに努めます。
上記の具体的運営方針は、次の『基本理念』『倫理綱領』に掲載してございます。
三重高齢者福祉会の基本理念
- 1.私たちは、自立し協同する友愛の地域(社会)をめざします
- 2.私たちは、三つの協同(利用者・地域・働く者)の実践で、地域福祉の向上に寄与します
- 3.私たちは、協同・全員経営の新しい働き方で、地域に開かれた民主的運営に徹します
- 4.私たちは、「施設は社会からの預かりもの」との認識で、公益性を最優先にした事業活動 で社会還元を図ります
- 5.私たちは、福祉政策を「産業」としてとらえ雇用創出、地域経済の活性化等に寄与します
三重高齢者福祉会 倫理綱領
- 1.個人の尊厳・基本的人権の尊重
- 私たちは、あらゆる個人の尊厳及び人間としての自由、平等、公正さを求める権利を尊重し、お互いを認めあい、世代・地域を超え、共に生きていく持続可能な社会(世界)をめざしていきます。
- 2.利用者本位の徹底
- 私たちは、自らを利用者様の立場におきかえ、その願いに想いをはせ、自立支援の観点から、その人らしい生活が日々送れるよう、精一杯つくしていきます。
- 3.良い仕事の励行
- 私たちは、笑顔、挨拶、報告・連絡・相談等、意思疎通を密に情報を共有し、問題解決と課題達成に自らの主体的・積極的考えと行動を顕示し、もって感動と共感の職場風土を醸成し、働く仲間との協同労働・全員経営で事業を持続的に発展させ、幅広い知見と専門性を有する質の高いサービスを提供し、利用者様の満足度を向上させていきます。
- 4.自立・協同・愛の職業人
- 私たちは、健康に気遣い、常に正直に謙虚な態度で広く深く学び、自らの世界観(仕事・人生・社会)の確立に努め、各種事案に対しては熟慮のうえで断行し、職務にあたっては緻密な処方で臨み、言動においては周りの人たちの共感を得るべく配慮をし、自から動き・助けあい、思いやり・慈しみあう職業人に成長していきます。
- 5.法令遵守(コンプライアンス)
- 私たちは、事業運営のあり方及び基準・原則・根拠を明確にし、法令・規則・ルールに則り、説明責任と公正・透明・オープンな運営に徹し、社会的信用・信頼関係の構築・向上に日々努力していきます。
- 6.地域との協同
- 私たちは、利用者様のご家族を初め、市民、関係諸団体、行政との連携を積極的に展開し、社会連帯の理念の下、地域の活性化・地域福祉の拡充に貢献していきます。
沿革
当法人の母体となったグループ団体
- 1950年 昭和25年 全日本自由労働組合(失業対策事業)三重県本部設立
- 1972年 昭和47年 三重県民生活協同組合(現コープみえ)設立
- 1980年 昭和55年 企業組合三重中高年雇用福祉事業団(労働者協同組合)設立
- 1995年 平成07年 三重県高齢者生活協同組合(現三重県健康福祉生活協同組合)設立
三重高齢者福祉会の歩み
- 1999年 11年7月 社会福祉法人三重高齢者福祉会設立
- 2000年 12年1月 在宅複合型施設協和苑開設
- 2000年 12年2月 老人居宅生活支援事業開始 ~ 介護保険事業開始まで
老人デイサービス事業
老人短期入所事業
老人ホームヘルプサービス事業
在宅介護支援センター - 2000年 12年4月 介護保険事業開始
通所介護事業
短期入所生活事業
訪問介護サービス事業
居宅介護支援事業
在宅介護支援センター - 2006年 18年4月 介護予防事業開始
介護予防通所介護事業
介護予防短期入所生活介護事業 - 2015年 27年4月 特別養護老人ホーム愛生苑開設
- 2018年 30年 第1号通所事業開始
事業所
- 在宅複合型施設 協和苑
- ●通所介護事業所
●短期入所生活介護事業所
●居宅介護支援事業所
- 特別養護老人ホーム 愛生苑
- ●特別養護老人ホーム